作業療法士を目指せる専門学校と大学の違いは?
作業療法士は、「食事をする」「字を書く」「服を着る」など、日常生活に必要な動作ができるように支援するリハビリの専門職です。
理学療法士が“立つ・歩く”といった体の大きな動きを支えるのに対し、作業療法士は手先の動きや、心のケアにも関わる点が特徴です。
このページでは、作業療法士を目指すうえで、専門学校と大学にどんな違いがあるのかをわかりやすく紹介しています。
「作業療法士」を目指す
うえで、
専門学校と大学は
何が違うのか
ここでは専門学校と大学をわかりやすく表で比較しています。
| 比較項目 | 専門学校 | 大学 |
|---|---|---|
| 目的 | 作業療法士として現場で働くための専門知識と実践力を身につける | 専門知識に加え、一般教養や研究活動を通じて幅広い視野を育てる |
| 取得できる学位 | 3年制:専門士 4年制:高度専門士 |
学士(大学卒業資格) |
| 修学年数 | 3年または4年 | 4年 |
| 学費(平均総額) | 約400万~630万円(※1) | 公立:約250万~270万円(※1) 私立:約550万~700万円(※1) |
| 入試内容 | 面接や作文、グループディスカッションなど。人物や適性を重視 | 共通テスト、学力試験、小論文など。学力重視の傾向 |
| 授業内容 | 作業療法に特化した実習や専門授業が中心。即戦力をめざすカリキュラム | 専門科目に加えて、一般教養や選択科目も多く、幅広い内容を学べる |
※学費はあくまで目安であり、学校や地域によって異なります。
専門学校の特徴
専門学校では、作業療法士として働くために必要な知識や技術を、実習中心のカリキュラムで学びます。
3年または4年で卒業でき、現場ですぐに活かせる力を身につけられるのが特徴です。クラス制の学校が多く、先生との距離が近いのも安心できるポイントです。
試験対策や就職サポートが手厚いため、早く資格を取りたい人や、実践力を重視したい人に向いています。
大学の特徴
大学では、作業療法の専門知識だけでなく、心理学や教育学など幅広い分野も学ぶことができます。
授業の中で研究や発表の機会もあり、学びの幅を広げたい人にぴったりです。
大学はすべて4年制で、卒業すると「学士」の学位が取得できます。
将来、大学院に進学したい人や、学問的な探究も深めたい人に向いている進路といえるでしょう。
なら専門学校を
このサイトでは専門学校での学びをおすすめしています。
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専門学校と大学で
迷った時の比較ポイント
作業療法士を目指すうえで、専門学校と大学のどちらを選ぶべきか迷う人は多いでしょう。
それぞれの進路には違った良さがあり、自分の学び方や将来の希望に合った選択が大切です。
ここでは進路を決める前にチェックしておきたい4つのポイントを紹介します。
国家試験対策の充実度
専門学校では、1年生のうちから国家試験を意識した授業が組まれていることが多く、対策は手厚いです。
大学では学校によって試験対策の取り組みに差があるため、自分で過去問を調べたり、勉強スケジュールを立てたりと、自主的に準備する力が必要になる場合もあります。
どのようなサポートを行っているかは事前に確認するとよいでしょう。
実習の体制
作業療法士を目指すには、臨床実習の時間や内容が法律で決まっているため、専門学校でも大学でも実習の「時間数」や「内容」はほとんど同じです。
違いが出やすいのは、実習先の選び方やサポート体制です。専門学校では、病院や施設と連携している学校が多く、学校が実習先を手配してくれることが一般的です。
大学では自分で希望先を選ぶことができる場合もありますが、遠方への移動が必要になるケースもあります。
また、実習中のレポート提出や記録の指導方法も学校ごとに異なるため、通学のしやすさやサポートの内容まで含めて確認しておくと安心です。
就職支援、サポート内容
専門学校では、就職率の高さを強みとするため、求人紹介や面談などサポートが充実しています。
大学にもキャリアセンターがありますが、生徒数が多い分、一人ひとりへの対応に差が出る可能性もあります。
就職支援内容は学校によっても異なりますので、チェックしておきましょう。
学費負担
大学は4年間通うため、私立大学の場合は学費が高くなる傾向があります。
公立大学は全国一律の学費が設定されており、比較的費用を抑えて学ぶことができます。
専門学校は、3年間で卒業できる学科が多く、進学から資格取得までの期間が短く費用をその分抑えることができるのが特徴です。
早く働いて収入を得たい人や、学費の負担を抑えたい人には、専門学校のほうが向いているでしょう。
作業療法士は、専門学校と大学どちらでも学ぶことができ、両方にメリットがありますが、このサイトでは学費や修学年数、1年早く収入が得られるなどの理由から、専門学校でのスキル習得をおすすめしています。
授業の特徴別にあなたに合ったおすすめの専門学校を紹介しているので、学校選びの参考にしてください。







