理学療法士を目指せる専門学校と大学の違いは?
理学療法士は、病気やケガなどで体をうまく動かせない方が自立した日常生活を送れるようにサポートするリハビリ専門職です。
このページでは、専門学校と大学の違いや、学び方・学費・就職支援など、進路を決めるうえで知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
「理学療法士」を目指す
うえで、
専門学校と大学は
何が違うのか
ここでは専門学校と大学をわかりやすく表で比較しています。
| 比較項目 | 専門学校 | 大学 |
|---|---|---|
| 目的 | 国家資格の取得と、現場で活躍するための知識・技術を身につける | 幅広い教養と専門知識を学び、研究や進学などの選択肢も視野に入る |
| 取得できる学位 | 3年制:専門士 4年制:高度専門士 |
学士 |
| 修学年数 | 3年または4年 | 4年 |
| 学費(平均総額) | 3年制:約350万~500万円 4年制:約500万~700万円 |
約250万円(公立)(※1) 約550万~800万円(私立) |
| 入試内容 | 面接・作文・小論文など人物重視の入試が多い。 AO入試・推薦・一般入試など |
共通テストや学科試験中心。 国公立は共通テスト+2次試験 |
| 授業内容 | 実習や国家試験対策を重視した実践的なカリキュラム | 一般教養+専門分野。研究や大学院進学も視野に入る学問重視型 |
※学費はあくまでも目安です。学校や地域により差があります。
専門学校の特徴
理学療法士を目指す専門学校は、全国に3年制が約84校、4年制が約66校(※)あります。
1クラスあたり40名ほどの少人数制が多く、夜間コースを設けている学校も。
専門学校では、国家資格の取得と、現場で役立つ知識や技術を学ぶことが中心です。
授業では、筋肉や骨のしくみ、体の動かし方、リハビリの方法を学びながら、校内での実習や病院での現場実習に取り組んで実技を習得していきます。
3年で卒業できる学科が多いため、できるだけ早く働きたい人にとっては大きな魅力でしょう。
専門学校は、現場の即戦力として活躍するための実践力を重視した学びに加え、就職サポートや国家試験対策も手厚いのが特徴です。
大学の特徴
大学はすべて4年制で、卒業時に学士の学位が得られます。
カリキュラムには、理学療法の専門科目に加え、心理学や教育学、倫理学などの一般教養科目が含まれています。
国公立大学の定員は20名前後と少なく、共通テストと2次試験の両方を受ける必要があります。
私立大学では40~80名程度の定員が一般的で、AO入試や推薦入試も利用可能です。
大学では研究活動や論文執筆に取り組めるほか、大学院進学への道も開かれています。
将来の選択肢を広げたい人や、じっくりと知識を深めたい人に向いている進路といえるでしょう。
なら専門学校を
このサイトでは専門学校での学びをおすすめしています。
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専門学校と大学で
迷った時の比較ポイント
進路選びで専門学校と大学のどちらに進むか迷ったときは、自分に合う学び方や将来像から考えるのがおすすめです。
たとえば、試験対策のサポート、実習のしやすさ、学費、就職サポートの内容などは、学校によって違いがあります。
ここでは、理学療法士を目指すうえで比較したいポイントをわかりやすく紹介します。
国家試験対策の充実度
専門学校では、国家試験の合格を目指して、1年生のうちから対策授業を組んでいる学校も多くあります。
模擬試験や補習などを通して、しっかりサポートしてくれるのが強みといえます。
大学は、学校によって対策の手厚さに差があるのが特徴です。大学を選ぶ際には、国家試験対策が充実しているか事前に確認しましょう。
実習の体制
実習の期間や回数は、専門学校も大学もほとんど差はありません。
どちらも厚生労働省の定めた基準にそって行われます。
ただし、実習先の立地や数には差があることも。
学校によっては遠方になる可能性もありますので、事前に確認しておくと安心です。
就職支援、サポート内容
専門学校では、就職率を重視しているため、就職サポートが充実しているのが特徴です。
個別の面談や求人紹介など、学生一人ひとりに合わせた支援を行っている学校もあります。
大学もサポート体制が整っている学校はありますが、生徒人数が多い分、対応が間に合わないケースがあるかもしれません。
サポートの細やかさは、学校ごとの違いを見ておきたいポイントです。
学費負担
大学は4年間通うため、専門学校よりも学費の総額が高くなる傾向があります。公立は全国一律の学費のため、費用が抑えられる傾向にありますが、競争率が高い・入試難易度が高いなどの特徴があります。
専門学校には3年で卒業できる学科がほとんどのため、進学から資格取得までにかかるコストを抑えやすいのが特徴です。
また、専門学校は通学期間が短い分、早く働いて収入を得たい人にも向いています。学費だけでなく、卒業後の収入まで含めて考えることが大切です。
理学療法士は、専門学校と大学どちらでも学ぶことができ、両方にメリットがありますが、このサイトでは学費や修学年数、1年早く収入が得られるなどの理由から、専門学校でのスキル習得をおすすめしています。
授業の特徴別にあなたに合ったおすすめの専門学校を紹介しているので、学校選びの参考にしてください。







