福岡のリハビリ専門学校で言語聴覚士の資格をとるには?
言語聴覚士の資格を取るには
言語聴覚士になるには、厚生労働省が認めた養成校で学び、国家試験に合格する必要があります。養成校には、専門学校や短大、大学、大学院などがあります。
授業では、ことばによるコミュニケーションや、食べ物をうまく飲み込む力(摂食・嚥下)に困っている人を支援するための知識と方法を学びます。
学校によっては、早い時期から実習が始まり、実際の現場を体験できる機会が豊富です。体験を通じて、理解を深めることができるでしょう。
必要な科目を修了し、決められた単位を取得すると、国家試験の受験資格が得られます。合格すれば、言語聴覚士としての道が開かれます。
言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる」など、生活に欠かせない力を支える専門職です。患者さんの気持ちに寄りそって支援できる、やりがいのある仕事でしょう。
言語聴覚士になるための
学習内容
基礎科目
基礎科目では、言語聴覚士としての土台を築くために、体のしくみや病気に関する基本的な知識を学びます。
この中には、次のような科目が含まれます:
- 基礎医学
- 臨床医学
- 臨床歯科医学
また、「話す」「聞く」「理解する」といったコミュニケーションの働きについて学ぶ科目もあります。
たとえば、以下のような科目です。
- 音声・言語・聴覚医学(声の出し方や耳のしくみなど)
- 心理学(人の行動や心のはたらきの理解)
- 言語学・音声学(ことばのしくみや発音の特徴など)
これらの学びを通して、リハビリの現場で必要とされる理論を、実例や図なども使いながら、わかりやすく学べるようになっています。
専門科目
言語聴覚士になるための勉強では、「専門科目」とよばれる授業があり、実際に仕事をするときに必要な知識や技術をしっかり身につけるための授業を受けます。
たとえば、話す力や聞く力に問題がある方のために、どんなサポートができるのかを学びます。
「どんな原因でそうなったのか」「どんな症状が出るのか」そして「どんなリハビリ方法があるのか」を一つずつ丁寧に勉強していきます。
臨床実習
臨床実習では、授業で学んだ知識を現場で体験します。
実習は合計480時間あり、「見学」「評価」「総合」の3ステップで進みます。
プロの仕事を間近で見たり、自分でリハビリ計画を立てる体験も。先生やスタッフがしっかりサポートしてくれるので安心です。
患者さんと関わる中で、チームで支える医療の大切さも学べます。
言語聴覚士の試験について
試験の難易度
言語聴覚士は国家資格であり、言語聴覚士として仕事をするためには試験に合格する必要があります。
問題数は合計200問で、1問あたり1点。合格するには200点中120点以上を取らなければなりません。
第27回言語聴覚士国家試験(2025年3月発表)では、全国2,342人の受験者のうち1,707人が合格し、合格率は72.9%でした。(※1)
ちなみに、福岡のリハビリ専門学校では平均83.8%(※2 編集チームにて計算、2025年4月調査時点)と、全国平均よりも高い合格実績を残しています。
試験では、正確な知識はもちろん、時間配分や解答の工夫もポイントです。過去問をしっかり解いて、出題の傾向をつかんでおくことが大切でしょう。
学校のサポートも受けながら計画的に学習を進めていけば、合格は十分に目指せます。
試験時期
言語聴覚士の国家試験は、毎年以下の流れで行われます。
- 願書受付期間:11月下旬~12月上旬
- 試験日:2月下旬(午前・午後)
- 合格発表:3月下旬
スケジュールを把握しておくと、余裕を持って準備しやすくなりますので、直前に慌てないためにも、早めの対策がポイントです。
福岡の試験会場
国家試験の会場は、福岡を含めて全国に6カ所設けられています。
福岡にも会場は設けられていますので、九州エリアの受験生には移動がしやすいでしょう。
受験の前には、会場までの道順や交通手段の確認を忘れずに。また、遠方から来る場合は、前日からの宿泊先も確保しておくとより安心です。
福岡で言語聴覚士の資格を
取れる
専門学校は
何校あるか?
福岡県内には言語聴覚士の資格が取れる専門学校が2校あります(2025年4月調査時点)。
授業では、体のしくみや声の出し方といった基礎知識から、現場を想定した実習まで、段階的に学ぶことができます。
国家試験に向けたサポート体制も整備されており、専門分野の学習が初めての人でも安心して知識や技術の習得に励める環境です。
言語聴覚士を取れる福岡の
専門学校一覧
麻生リハビリテーション大学校
(https://asojuku.ac.jp/arc/)
麻生リハビリテーション大学校の言語聴覚学科は、高校卒業資格を持つ人には3年課程、大学卒業などの資格を持つ人には2年課程が用意されています。どちらのコースも、国家試験合格をしっかり目指せる内容です。
授業では、一人ひとりの理解度に合わせた個別指導が行われます。勉強の進め方やレポートの書き方まで、丁寧にサポートしてもらえるのも安心。
1年次から国家試験を意識した学びが始まり、徹底した対策に力をいれています。
学費
| 初年度納入金額 | 1,660,000円 ※入学金+授業料+施設設備費 |
|---|---|
| 2年次納入金額 | 1,360,000円 ※授業料+施設設備費 |
| 3年次納入金額 | 1,360,000円 ※授業料+施設設備費 |
※その他の費用として、教科書・教材費、検定費、学校行事費、学校活動費、実習費が必要になります。
麻生リハビリテーション大学校の実績
- 言語聴覚士国家資格の合格率:96.0%(※1)
- 取得できる資格:言語聴覚士国家資格
- 就職率:100%(※2)
- 主な就職先:九州大学病院、福岡青洲会病院、福岡脳神経外科病院、福岡リハビリテーション病院、福岡徳洲会病院、千鳥橋病院、桜十字大手門病院、香椎丘リハビリテーション病院、貝塚病院、田川新生病院、飯塚病院、頴田病院、嶋田病院、社会保険稲築病院、冨家千葉病院、宇治脳卒中リハビリテーション病院、花畑病院、西日本病院、脳神経筋センターよしみず病院、近森リハビリテーション病院、他
基本情報
| 所在地 | 福岡県福岡市博多区東比恵3-2-1 |
|---|---|
| オーブンキャンパス・イベント | 10/25(土)10:00~:社会人限定!学校説明会を開催 11/5(水)19:00~:夜間学校説明会 11/16(日)10:00~:体幹機能を体感しよう 12/3(水)19:00~:夜間学校説明会 12/13(土)10:00~:社会人限定!学校説明会を開催 12/21(日)13:00~:【卒業生企画】こどもに関わる言語聴覚士 |
| 電話番号 | 092-436-6606 |
| アクセス | 地下鉄「東比恵駅」5番出口より徒歩0分 |
柳川リハビリテーション学院
https://yanagawa.takagigakuen.ac.jp/
柳川リハビリテーション学院の言語聴覚学科は、20年以上の実績がある3年制の専門学科です。短期間で国家資格を目指せるのが特長です。
理学療法・作業療法の学科と連携した授業で、医療現場をイメージしながら学んでいくことで、チーム医療の実践力も自然と身につきます。
授業はプロの先生が担当。わかりやすく丁寧に教えてくれるので、初めてでも安心です。実際の映像や体験を交えた実習も豊富。
地域ボランティアにも参加でき、現場を体感しながらスキルを磨ける機会も充実していて、学びと経験をバランスよく積める環境が整えられています。
学費
| 初年度納入金額 | 1,200,000円 ※入学金+授業料+施設設備費 |
|---|---|
| 2年次納入金額 | 1,000,000円 ※授業料+施設設備費 |
| 3年次納入金額 | 1,000,000円 ※授業料+施設設備費 |
※その他の費用として、後援会年会費や教科書代・実習費・教材費・実習衣代などが必要になります。
柳川リハビリテーション学院の実績
- 言語聴覚士国家資格の合格率:88.9%(※1)
- 取得できる資格:言語聴覚士国家資格
- 就職率:100%(※2)
- 主な就職先:柳川リハビリテーション病院、柳川療育センター、高木病院、福岡山王病院、国際医療福祉大学熱海病院(静岡)、他
| 所在地 | 福岡県柳川市上宮永町116-1 |
|---|---|
| オーブンキャンパス・イベント | 11/9(日) 13:30~ 12/21(日)13:30~ |
| 電話番号 | 0944-72-1001 |
| アクセス | 西鉄「柳川駅」より堀川バス「亀の井ホテル柳川行」約10分 「柳川リハビリテーション学院前」にて下車 バス停より徒歩3分 |







